2018年09月06日

大府市が働き方改革の一環で、夜間の庁内ネットワーク遮断

大府市が働き方改革の一環として、「9月1日から22時以降の庁内ネットワーク遮断して使えなくする」という記事が朝日新聞、毎日新聞に掲載されていました。
6月1日から8月末まで実証実験したところ、「職員1人当たりの時間外勤務時間も、月平均で13・7時間から12・6時間に減った」との報道です。

全職員(消防職を除く)600人が対象とのこと。月平均の時間外勤務が1.1時間減ったということは、時間外勤務が660時間減少したことになります。

仮に、時間外勤務代を平均2,800円と換算した場合、660時間×2,800円=1,848,000円。
月平均で1,848,000円分相当の人件費を削減できたことになります。一年間で約2200万円です。

注目すべき事例だと思います。


●朝日新聞 2018年8月30日 「午後10時のPC遮断 9月から本格運用 大府市」
https://www.asahi.com/articles/ASL8Y45SBL8YOBJB00D.html

●毎日新聞 2018年8月31日 「ネット夜間接続を遮断 働き方改革の一環 /愛知」
https://mainichi.jp/articles/20180831/ddl/k23/020/223000c


〜〜〜以下は、実証実験についてのプレスリリースの内容です〜〜〜

★働き方改革に向けた実証実験 夜10時以降、職員パソコンから庁内ネットワークへの接続を遮断
http://www.city.obu.aichi.jp/contents_detail.php?frmId=36401

(プレスリリース)
平成30年5月29日

大府市では、職員の健康管理の一環として、長時間労働を抑制するため、既存のセキュリティソフトを活用して、夜10時以降に職員が使用するパソコンから庁内ネットワークへの接続を強制的にできなくする実証実験を6月1日(金曜日)から3カ月間実施します。これにより、職員の帰宅を促し、長時間労働を抑制します。実証実験により得られた課題を整理し、9月からの本格運用を目指します。

実証実験の概要
期間/平成30年6月1日(金曜日)から8月31日(金曜日)

遮断時間/午後10時から翌日午前7時(保育園は早朝保育に対応するため午前6時まで)

対象/交代制勤務の消防職を除いたすべての職員が使用するパソコン

内容/既存のセキュリティソフトによって、午後9時と9時30分に業務の終了と帰宅を促す注意喚起のメッセージをパソコンに表示させ、午後10時に職員使用パソコンから庁内ネットワークへの接続を完全に遮断します。これにより仕事にどのような影響が生じるか、長時間勤務がどれくらい抑制されるかなどを検証し、本格運用につなげていきます。

その他/災害などの緊急時を除きます。また、やむを得ず勤務しなければならない場合(システムの電算処理、メンテナンスなど)は、ネットワーク遮断解除の申請をすることで接続することができます。
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posted by 名古屋市立大学教職員組合 at 12:09| 情勢資料